神奈川県の三浦半島(三崎)は宿が少ない印象
先日、神奈川県に行ってきました。
神奈川県の三崎という場所で三浦半島という場所にあります。
ここは三浦大根や三浦のキャベツで有名らしく、行ってみると本当に畑が多かった。
なんだか北海道の畑のようになだらかな丘陵に広大な農地が広がってたので、「本当にあの横浜で有名な神奈川県なのか?」と思ったほどです。
三崎はマグロが有名で目バチマグロがよく水揚げされるらしい。
クロマグロではなく目バチといってスーパーに多いマグロです。
食べてみるとサッパリしていて美味しいですし、三崎に行くと海が近くて気持ちも良かったです。
ただ思ったことは三崎まで行くのに「宿が少ないな」と思ったこと。
三崎や三浦半島は旅館やホテルが少ないので、宿泊という選択肢が無かった。
調べてみると貸別荘やホテルはややあるようでしたが、宿泊は盛んではないようでした。
やっぱり近場に宿泊するというのは旅行気分にならないんじゃないかと思う。
三浦半島は葉山や逗子、油壺、横須賀など日帰りの観光地になっているんじゃないかと。
これはホテルや旅館が少ないから、ではなくあまりにも近場だと宿泊気分にならないんじゃないかって思うからです。
旅行って普段行かない場所に行くからいい体験になるんじゃないかと。
どこかに出かけて「旅行に来たぞ!」という感覚がどこか必要になると思います。
東京や関東の人にとって三浦半島や三崎は「日帰りエリア」なんだと思うんですよね。
高速道路を使えばすぐに行けてしまいますし、海を眺めると東京湾なので「遠くに旅行へ来たぞ」という実感が少ないんじゃないかなと。
箱根や伊豆半島は「旅行へ来たぞ」と感覚的に思うものがあります。
三浦半島や三崎は私もそうでしたが、日帰りという気分でした。
関東周辺の観光地は東京の人が利用することが多いわけですから、東京の人がその観光地に行って「どう感じるか」が大事になります。
三浦半島や三崎に大きな旅館街が生まれなかったのは、東京からアクセスが良い立地なんじゃないかと思います。
近場だと旅行した気分になりにくいと思うんですよね。
三崎以外にも秩父や奥多摩、木更津などは東京や関東の人を呼び込むのは大変かもしれません。
それは宿の良し悪しではなく、アクセスの良さという立地があるのではと。
今回の三浦半島に宿が少ない理由をちょっと考えてみました。