尾根幹線はやっぱり信号のないバイパス道路のほうが走りやすいはず

東京都稲城市にある尾根幹線道路ですが、計画では4車線に歩行者、自転車道路が出来るようです。
ただ個人的な感想は「信号の無いバイパス道路」のほうが良さそうです。

 

というのも「利用者には自動車」が多いからです。
都心の道路では、例えば甲州街道や246は歩行者や自転車も多いのですが、尾根幹線についていえば利用者のほとんどが自動車です。

 

尾根幹線は時々仕事で走るのですが、歩行者や自転車はほとんどなく、車の渋滞にむしろ悩まされています。(特に土日がひどい)

 

尾根幹線の計画では府中所沢線や調布保谷のように今流行りの「歩道+自転車専用車道+片側2車線道路」にするようです。(説明会スライドの38)

環境に配慮した設計のようですが、今の尾根幹線の状況を見ると、道路を増強したほうが良さそうです。
尾根幹線の利用は周辺地域の利用よりも相模原方面へ抜ける利用が多いと思うからです。

信号の多い道路では必然的に停車することも多く、むしろ環境は改善されないのではと思います。

自動車などの動力は「動体→加速」よりも「静態→加速」のほうが多くのエネルギーを使います。

また尾根幹線の土日は大変混み合います。
ここは片側2車線にしても捌き切れないそれ以上の交通量があるはずで、現に渋滞を回避するために多摩ニュータウンを迂回する車がいることからわかります。


これと同じように、環境を考えるなら尾根幹線も信号のないバイパス道路にしたほうが排気ガスなどの環境汚染や渋滞による機会損失を減らせるのではと思います。

 

確かに周辺住民や費用などを考えたものだとわかります。
ただ尾根幹線に限ってはバイパス道路のようにしたほうが良さそうだと思うのです。

 

日本では246などのバイパス道路がありますが、信号がない無料バイパス道路は少ないです。
地方に行くとまだありますが、一部が信号で制御されていたりするため、うっかりすると追突してしまいそうです。

 

利用者としてもう少し日本全体で信号のないバイパス道路を作って欲しいです。
その中でも尾根幹線は信号ないバイパス道路にする良い例だと思ったわけです。

 

資料

 

f:id:ii-keshiki-mitai:20210603153902j:plain

鎌倉街道との交差点は高架の立体交差になるとのこと。

 

 

f:id:ii-keshiki-mitai:20210603153813j:plain

大妻女子大学付近。
専用自転車道路がありますが、利用者はほとんどいません。

 

 

f:id:ii-keshiki-mitai:20210603153942j:plain

多摩東公園付近。
ここは右折で若葉台方面へ向かうだけで2~3回ほど待たされます。

ここは左折がほぼ利用がなく右折が多いので、尾根幹線道路の立体交差にしたほうが良さそうです。